お久しぶりです。
最近、アリエクで4kのタッチ機能付きモニターを2万円台でポチっちゃいました。
今回は、その購入体験と簡単なレビューをお届けしますね。
購入のきっかけ
もともと、アプリの動作検証で使っているSTB(Androidが動くちっちゃいPC)に繋ぐモニターが必要になったのがきっかけです。
今までは家にあったテレビに繋いでいたんですが、諸事情により売却…。
そこで新しいモニターを探していたら、アリエクで4kのタッチ機能付きモニターが2万円台で売られているのを発見!思わずポチってしまいました。
選定基準
モニター選びの基準はこんな感じ。
- 持ち運べるサイズ(13〜15インチ程度)
- 2k 解像度以上
- 可能であればタッチ機能付き
購入したモニター
購入したのは、 Intehill 13.4 インチ 4K タッチスクリーンポータブルモニター 3840*2400 500nits 100% sRGB U13ZT XBox PS4/5 スイッチラップトップ PC 拡張 という、アリエクあるあるな長〜い名前の製品です。
通称 Intehill U13ZT というモデルみたいですね。

私が買ったときは、クーポンを使ってなんと21,883円!めちゃくちゃ安くゲットできました。

スペック
スペックはこんな感じです。(製品に同梱されてた紙を参考にしました)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 画面サイズ | 13.4インチ |
| タッチ機能 | あり(10点マルチタッチ) |
| 表面処理 | AGコーティング(光沢度 80±10、ヘイズ 8±3%)(アンチグレア) |
| パネル | IGZO |
| 解像度 | 3840 × 2400 |
| アスペクト比 | 16:10 |
| 色域 | 100% sRGB |
| 色深度 | 8ビット(1670万色) |
| 標準色温度 | 6500K |
| 輝度 | 500 cd/m² |
| コントラスト比 | 1500:1 |
| 視野角 | 水平178° / 垂直178° |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| 重量 | 630g |
| 製品サイズ | 300 × 203 × 10 mm |
| HDR対応 | 対応 |
| FreeSync対応 | 対応 |
| 消費電力 | 10W |
| 接続端子 | HDMI ×1、3.5mmオーディオジャック、フル機能Type-Cポート ×2 |
| 内蔵スピーカー | 1W ×2 |
2万円台のモニターにしては、なかなかのハイスペックじゃないでしょうか。
参考: Intehill ってどこのメーカー
Intehillは、主にポータブルモニターを製造・販売している中国のメーカーです。
複数の国(日本、アメリカ、ヨーロッパなど)で商標登録もしていて、グローバル展開もちゃんと考えてるみたいです。
「ポータブルモニターで世界一になる!」みたいな目標を掲げて、使いやすさや性能アップに力を入れているとのこと。
公式サイト を覗いてみると、いろんなモバイルモニターがラインナップされていて、中にはデュアルスクリーンモニターなんていう変わり種も。

YouTuberにもレビューを依頼したりして、ブランドの信頼性を高めようと頑張っているみたいですね。
公式のプレイリスト: https://www.youtube.com/playlist?list=PLStDD0WEVy5_BrifhR2EZzG7uzl5MLfz3
ただ、レビューを見ると「大手ブランドほどのサポートや長期保証は期待できないかも」「ケーブルとか電源の相性問題がちょっとある」なんて声もちらほら。
参考: https://www.techradar.com/reviews/intehill-173-portable-4k-monitor?utm_source=chatgpt.com
購入候補だったもの
ちなみに、Intehill U13ZT 以外に迷った候補も紹介しておきます。
スペックと価格を比べると、やっぱり Intehill U13ZT のコスパは際立ってますね。
KEEPTIME P156
1万円以内で購入できる15.6インチモニター。
Amazonのランキングでは常に上位にいる人気商品です。
価格は魅力的でしたが、解像度がフルHD(1920x1080)なのがネックでした。
タッチ機能は非対応。
IODATA EX-YC162H
国産ブランドIODATAの15.6インチモニター。
やっぱり得体の知れない海外製品より、国産ブランドのほうが安心かな?と思って候補に入れました。
フルHD(1920x1080)解像度なのに、2万円台前半と価格が高めなのが気になりました。
物は良さそうなんですけどね… Intehill U13ZT と比べちゃうと、どうしてもコスパが…。
EHOMEWEI SP-156TW
Intehill と同じく中国のモニターメーカーが販売している4kタッチ付きモニター。
値段も2万円台と安く、スペックも Intehill U13ZT と似ています。
違うのは、リフレッシュレート・解像度・パネル・重量あたり。
Intehill U13ZT と最後まで迷ったのがこの製品。
最終的には、軽くて持ち運びやすい Intehill U13ZT を選びました。
| 項目 | EHOMEWEI SP-156TW | Intehill U13ZT |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 15.6インチ | 13.4インチ |
| 解像度 | 2.5k | 4k |
| リフレッシュレート | 144Hz | 60Hz |
| パネル | IPS | IGZO |
| 重量 | 970g | 630g |
商品が届くまで
さて、Intehill U13ZT の魅力が伝わったところで、実際の購入から開封までの流れを紹介します。
購入
冒頭でもお話ししたとおり、アリエクでクーポンを使ってポチりました。
中国からの発送は驚くほど速く、注文からわずか3日ほどで日本に到着。
「早っ!」と思いましたが、ここからが長かったです。
なんと、税関で足止めを食らってしまいました。
なぜか勝手に簡易通関から一般通関に切り替えられ、11日間も待つハメに…。
セラーに問い合わせてみたら、「ひたすら待つ」か「一旦注文をキャンセルして、もし商品が届いたらキャンセルを取り消してね」という、なんとも大陸らしい回答が(笑)
僕は「座して待つ」方を選びました。
首を長〜くして待つこと11日。ようやく税関手続きが再開されました。
そんなこんなで、注文から19日後、ようやく商品が手元に届きました。長かった…!

開封
こんな感じの段ボールで届きました。
今までアリエクで買ったものの中で、一番しっかりした梱包です。

いざ開封。
段ボールの中の箱もベコベコになっておらず、とてもきれいな状態。感動。


モニター本体と付属品はこんな感じ。
モニターの質感が意外と良くて、ちょっとビックリ。

ケーブル類は全部で4本も入ってました。
USB-C to USB-Cが2本もあって、映像入力と電源供給が1本で済むタイプのケーブルまで入ってるのは嬉しいポイント。
- HDMI to mini HDMI
- USB-C to USB-C (電源供のみ)
- USB-A to USB-C ( 多分 タッチ機能用 )
- USB-C to USB-C ( 映像入力+電源供給 )

モニター本体の全体像はこちら。
裏面にVESAマウント用のネジ穴と、三脚穴があるのが地味に嬉しい。


モニターの実測値はこんな感じ。
ほぼほぼスペック通り。
ただ、付属のモニターカバーを付けると意外と重くなりますね。
| モニターカバーなし | モニターカバーあり |
|---|---|
| 625.5g | 894.5g |
![]() | ![]() |
使ってみた
さっそくMacBook Proに繋いでみました。
接続は、映像入力と電源供給が1本でできるUSB-Cケーブルを使用。

解像度・映像品質
MacBook側でモニターの解像度を確認すると、3024x1964として認識されていました。
これ、MacBook Pro本体のディスプレイと同じ解像度ですね。
参考: https://www.apple.com/jp/macbook-pro/specs/
残念ながら手元に4k出力できる機器がないので、そちらはまだ試せていません。
映像については、MacBookと比べると若干色味が違う気もしますが、まあ許容範囲内です。
気になるなら、設定でゴリゴリ色調整すれば問題ないかと。
タッチ機能
タッチ機能も試してみましたが、触った場所と実際に認識される場所に、ほんの少しだけズレがあるような…?
気のせいかもしれませんが、精密なタッチ操作をしたい人はちょっと注意が必要かも。
「とりあえずタッチできればOK!」という使い方なら、全然問題ないレベルです。

まとめ
今回は、アリエクで2万円台で買える4kタッチ機能付きモニターIntehill U13ZTを紹介しました。
コスパが良くて持ち運びやすいモニターを探している人には、かなりおすすめできる製品だと思います。
これからは、STB(Androidが動くちっちゃいPC)の動作検証用モニターとして、ガンガン活躍してもらおうと思います。
ではまた次回。

