シルバーウィークでHermes Agentを使ってみた感想|良い点・悪い点・n8nからの移行を解説

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お久しぶりです。

皆様は2026年のシルバーウィーク、いかがお過ごしでしょうか。

今年は11年ぶりの5連休だそうです。

ちょっと遠出して旅行なんて人もいれば、大雨でそれどころじゃなかった人もいたと思います。

さて私は、先日投稿した続きになりますが、Hermes Agentのセットアップをしていました。

参考: n8nからHermes Agentに乗り換えた理由|インサイト有料化とワークフロー作りの不満とは

その中で、初めて触ってみた感想を書いていきます。

「ちょっとHermes Agent気になっている」という人は、参考にしてもらえるとうれしいです。

Hermes Agent でなにをしているか

私の使い方は、大きく5つあります。

主にSNSのコンサルと、文章の添削に使っています。

今まで n8n にやらせていたものを Hermes Agent へ移行した、という感じです。

Hermes Agent の構成

家に転がっている Mac Mini で Hermes Agent を動かしています。

ただ、Mac Mini に直接 Hermes Agent をインストールするのはセキュリティ的な面で心配なので、コンテナ上で起動させています。

図にすると以下です。

Hermes Agent は、基本 OpenRouter というサービスでつないでいます。OpenRouter は、多様なAIモデル(LLM)を1つの共通したAPIや共通のインターフェースでまとめて利用できるようにするサービスです。

参考: OpenRouter

画像認識など、外部に投げるとトークン量が多そうなものはローカルLLMに任せています。

また、Hermes Agent は外部API(hermes proxy)を生やすことができます。

この外部APIだけを外に出すために Gateway コンテナを作り、Cloudflare Tunnel からのアクセスを Gateway コンテナを通して Hermes Agent へ渡しています。

良い点・すごいと思った点

5日程度使ってみて、良い点・すごいと思った点を挙げていきます。

勝手にスキルを作って賢くなる

会話からAIが、勝手に必要だと思ったスキルを作ります。

同じ質問をしたときに、膨大なトークンを使って考えてもらうよりは、スキルがあれば道筋があるのでトークンが抑えられていいのかな、と思っています。

個人的に驚いたのが、天気予報を聞いたときです。

最初はAIがめっちゃ天気情報を探していましたが、2回目だとスキルを作っていたらしく、スキルを使ってすぐに回答が得られました。感動です。

会話だけでコードが作れる

「〜作って」というと、ええ感じに作ってくれます。

今までは、人がエディタを開いて、あーでもないこーでもないと言いながら作っていました。

しかし、現代だとそんなことはしなくていいです。

AIにお願いして、茶をすすっていればできます。

n8nのときでもノーコードで実装できて感動していましたが、現代だとサービスとサービスをつなぐことすら不要です。

なんならエラーハンドリングもしてくれるので、これはもう真のノーコードではないでしょうか。

外部との接続がしやすい

冒頭でもちょっと触れましたが、いろんなサービスと接続がしやすいです。

というのも、Hermes Agent は以下のものが揃っています。

  • Webhooks
  • 外部API(ChatGPT互換API)
  • MCP(クライアント)

Hermes Agent を Webhooks から呼んでもよし、外部APIから呼んでもよしです。

また、MCPサーバともつなぐことができます。いろんなサービスにつなげやすいです。

管理者UIがわかりやすい

Hermes Agent をUI付きで起動する必要がありますが、有効にすると以下のようなものがブラウザから閲覧できます。

CRONの状況からスキル、設定されているキーなど、知りたい情報が見られて便利です。

個人的にはセッションタブを多用します。

履歴を見て、ちゃんと定期実行できているかを確認しています。

悪い点・もやもやしている点

便利だと思った一方、ちょっと嫌だなぁと思った点を挙げていきます。

コンテナでの運用は玄人向け

PCに直接 Hermes Agent をインストールする人は、この点は大丈夫だと思います。

問題なのは、私みたいに PCに直接インストールせず、コンテナで動かしたい人です。

コンテナで Hermes Agent を動かすので好き勝手できない一方、ネットワークの設定で色々言われたり、ある設定をしているときに〇〇がねぇとか言われたりして大変です。

セットアップで1日程度溶かしました。

一日かけて作った結晶を GitHub においているので、良かったら使ってみてください。

GitHub - Momijinn/my-hermes-agent
github.com
image

生成されたコードの直し方は話しかけるしかない

良かった点で「会話だけでコードが生成できて便利」なんて書きましたが、何かしらでエラーとなりうまく動作しなかった場合だと、ちょっと大変です。

会話で直す必要があります。

おそらくどこかしらにスクリプトがあるので、自力で直すのも手ですが、AIが作っているコードに手を加えるのはおそらくきついです。

なので、AIに会話で直してもらう必要があります。

簡単なバグなら「なんかバグがあるから直しておいて〜」で済みますが、重たいバグ(e.g. 5回に1回は失敗するとか)の場合、語彙力が試されます。

バグ報告書のように細かく丁寧に書かないと、無駄にトークンを浪費するだけです。トークンを使いすぎて、課金が大変なことになる場合もあります。

細かく丁寧なバグレポートが必要です。

話しかけるだけで課金

ご家庭にGPUモリモリのPCがない限りは、クラウドLLMのAPIを使っての Hermes Agent の運用になるかと思います。

クラウドLLMを使うということは、課金が発生します。

「質問するだけで課金」となります。
(※ 定額制のクラウドLLMサービスもあります)

しょーもない質問についても課金となると、気軽に使えないですね。

私は、格安のクラウドLLMである DeepSeek を使って運用をしています。

きな臭い話を聞きますが、大丈夫だと信じて使っています。

他のAIサービスとの棲み分け

私は、Google AI Plus という Google の AI サービスを契約しています。
参考: Google AI Plus に課金して一ヶ月経過したので色々書いていく

Gemini と会話できたり、Gemini Notebook で資料検索ができたりと、Googleの神AIサービスがほぼ使い放題で使っています。

当初は、「Google様に課金しているのに、Hermes Agentにも課金するのか」みたいなことを考えていました。

Hermes Agent の使い方なんかを見ると、「SlackでAIと会話できるよ!」みたいな記事がわんさかありました。

「それって GeminiChatGPTと変わらないのでは」と思っていました。

実際に使ってみると、棲み分けは以下になりました。

  • 日常の疑問は Gemini
  • 繰り返しタスクや、AIを使って何かを作るための接続には Hermes Agent

幸いにも Hermes Agent で使っている OpenRouter はデポジット制なので、デポジットがなくなったタイミングで課金すればよく、コストを抑えられます。

どういう人に向いているのか

n8n や Dify といった、サービスをつなげて自動化するツールの上位互換だと思います。

なので、以下の人にはおすすめです。

  • n8n や Dify を使っていて不満を感じている人
  • 自動化をしたい人

向かない人

  • AIに日常的な疑問の回答をしてほしい人
    • Gemini AI Plus を契約したほうが幸せになれると思います
  • すでに OpenClaw といった自律型AIを使っている人

まとめ

深夜のテンションで、Hermes Agent のあれこれを書きました。

いいところ・わるいところを書いていきましたが、総合的には満足しています。

もはや、人がスクリプトを書く時代は終わったと思います。

楽してQOLを上げていきましょう。